記事引用元: https://www.bed.ne.jp/blog/num-8263/
こんにちは 新井家具ベッド館 木下 です
『返品保証のマットレス合わない』
最近、お客様とお話しするとこのワードがかなり増えました
『〇〇〇マットレス』を試したけど合わなかったので、返品して
しっかりベッド選びをしようと思い、新井家具ベッド館に来ましたと
流行りの『返品保証付き』マットレス
ここ数年でかなり増えましたまだまだ増えてくると思いますが。。。
実際に使用して試せるから、気楽に購入できるのが良い所ですが
皆さん『無償で返品出来る』=『無償の良いサービス』と思っている方が多い
返品される方は『無償』で返品出来るので、試せて良かったとなりますが
そのまま使用される方は返品された方の
言わば『保険代』も合算されているという事です
『医療保険』『自動車保険』は各自で加入するものなので
保険代金が分かりやすく、安心を買うものと理解されている方は多いと思います
しかし『返品保証無料商品』となると、
商品代金に返品される方の必要経費が既に含まれているという事です
返品した場合にかかる経費として 【商品原価】【発送費】【引き取り費】【廃棄費】
それに加え手続きなど手間もかかります
仮に商品原価が30,000円のマットレスがあったとしましょう
ご注文いただき、発送するのに圧縮マットレスだと3,000円程
通常は販売金額から商品原価+送料を差し引いたのが利益です
税金などは簡素化して仮に50,000円で販売すると1枚17,000円の利益
5人に販売するとマットレス5枚で85,000円の利益です
返品保証がなければこのままですが、仮に返品率が20% 5人に1人返品すると
引き取り費15,000円と、更に処分費5,000円程が加わります
返品した1人分のマイナス分をカバーするには利益1人分17,000円
引き取り・処分経費20,000円と商品原価30,000円+送料3,000円
70,000円分を取り返さなければいけません
4人ですと、一人頭17,500円です
返品保証なしで50,000円で販売出来ていた品を、マットレス1枚あたりで考えると
同じ利益を取るには1枚67,500円で販売しなくてはなりません
そうです17,500円余分に支払っているのが『保険代』です
50,000円の商品に対して17,500円の保険代
安いと感じるか、高いと感じるかはお客様次第です